赤目を防ぐ工夫
Flickr には赤目補正機能などもついているのだが、そもそも赤目を防ぐ工夫。
- ストロボの光を直接被写体に当てず、天井や壁、またはプロが使う反射板に向けて、その反射光を被写体に当てる間接フラッシュと呼ばれる手法を使う。ストロボの光が拡散されて目に届くため、赤目が起きにくくなる。
- ストロボをカメラから離し、光が斜めから目に入るようにする。こうすると、反射光は直接カメラに入ってこなくなるため、赤目が起きにくくなる。
- ストロボを使わないようにして撮影する(明るい場所で撮影する、レンズの絞りを広げる、感度の高いフィルムを使う、シャッター速度を遅くするなど)。
- ストロボを使わずに周囲の光だけで撮影し
- 後からデジタル画像編集で明るさを増強する。
- 増感現像により、シャッター速度を遅くしたり絞りを広げたのと同じ効果を得る。
- 最近のカメラに備わっている赤目軽減機能を使う。これは一般に撮影の直前にストロボを少し光らせ、瞳孔を閉じさせてから再度ストロボを光らせて撮影するものである。
- 被写体がカメラのレンズを見つめないようにする。例えば撮影者の肩のあたりを見るよう指示する。
- 部屋の照明を明るくしておけば、瞳孔が元々若干閉じ気味になる。これだけでも赤目が起きにくくなる。
- 画像編集ソフトウェアによっては、赤目を修正する機能がある。
ストロボがカメラ内蔵型でない場合、ストロボとカメラの距離が被写体とカメラの距離の1/20以上であればよい。だから、赤目を防ぐためには、被写体との距離を縮めていくことが効果的である。