モバイルブロードバンド

モバイルブロードバンドのトレンドは 3G から HSDPA *1に移りつつあり、MVNO 事業者は大手三社が足踏みしている間にこの分野を開拓しようとしている。ビッグローブの 3.6 Mbps サービスが 12 月半ばに開始されるが、先発のイー・モバイルもさらに速度を上げた 7.2 Mbps のサービスを開始する。
いよいよ au なども定額データ通信を開始するとの噂もあり、日本でもデータ通信においては HSDPA が主流となりそうだ。

この中でも注目すべきが、e-mobile
サービスは最大速度下り7.2Mbps・上り384KbpsのHSDPAデータ通信「EMモバイルブロードバンド」が主。通信端末内蔵のPDAEM・ONE」による通信に加えて、PCと接続した状態でのデータ通信も定額制で利用できる。一般向けサービスのPC定額制は、携帯電話事業者では初となる。

開始当初のサービスエリアは東京23区、名古屋市京都市大阪市及び各周辺部、そして成田国際空港中部国際空港関西国際空港。その後順次エリアを拡大中である。

*1:
High Speed Downlink Packet Access: HSPDA は、W-CDMA を拡張した高速パケット通信規格である。
3G に対して、3.5Gと位置づけられている。